〒252-0028 神奈川県座間市入谷東2-32-6

Tel.046-253-4333

整形外科

整形外科とは

整形外科は、体の基盤となる骨や関節などの骨格系、およびそれを取り囲んでいる筋肉や腱、またこれらを支配している神経系からなる「運動器」(体の動きに関係する諸組織・器官)を診療し、その機能改善を目指す科目です。
肩こり、腰痛、膝痛、手足のしびれ、神経痛など、日常的によく起こる体の痛みや違和感の診療を行います。

皆様の整形外科「かかりつけ医」です

当院は、地域にお勤め・お住まいの皆様の整形外科「かかりつけ医」として、患者様の信頼にお応えしていきたいと考えておりますので、どんな些細なことでも遠慮無くご相談ください。
※初期診療の結果、必要と判断されれば、適切な医療機関へのご紹介も行います。

当院の診療の特色

小児からお年寄りまで、整形外科領域のみならず、内科的疾患についても診療し、各種外傷にも対応いたします。また、女性医師ならではのきめの細かい診療を心掛けます。

こんな症状はご相談ください

  • 肩や首が凝る
  • 腕が上がらない
  • 首、肩、腕、肘、手、手首などが痛む
  • 腰、股関節、膝、足、背中などが痛む
  • ぎっくり腰を起こした
  • むち打ち症になった
  • 手や足などが痺れる
  • 手指がこわばる
  • 指を伸ばす時に引っ掛かる
  • 突き指をした
  • 捻挫、骨折、打撲、脱臼をした
  • 切り傷、すり傷、やけどなどの外傷を負った

など

症状別にみる整形外科領域の代表的疾患

よく見られる症状 考えられる主な疾患
首の痛み、肩のこり 頸椎症、寝違え、むち打ち症、頸椎症性神経根症、頸椎椎間板ヘルニア、頸肩腕症候群
肩の痛み 五十(四十)肩(肩関節周囲炎)、肩腱板損傷
腰の痛み 腰痛、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、胸・腰椎圧迫骨折、腰椎分離・すべり症、坐骨神経痛、骨粗しょう症
足の痛み 足底筋膜炎、扁平足、アキレス腱断裂
足指の痛み 外反母趾、巻き爪(陥入爪)、痛風
肘の痛み 上腕骨外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性骨軟骨炎
膝の痛み 変形性膝関節症、靭帯損傷、半月板損傷、オスグッド病(小児)、関節水腫、関節ねずみ(関節内遊離体)
すねの痛み シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)
手・手首の痛み 腱鞘炎、手根管症候群、関節リウマチ、手指変形性関節症
指の痛み ばね指、突き指、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節
ももの付け根の痛み 変形性股関節症、単純性股関節炎
手の痺れ 頸椎椎間板ヘルニア、手根管症候群
足の痺れ 腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)

当院が特に力を入れている疾患

腰痛

腰痛は、ヒトが2本の足で立つようになってから発症しやすくなったと考えられており(2本足だと、垂直方向に体重がかかるため、上半身を支える腰には特に負担がかかりやすい)、人類の宿命的な疾患とさえ言われます。全人口の2~3人に1人が生涯に一度は腰痛に悩まされ、たいへん患者数の多い疾患です。
多くは一過性の腰痛ですが、急性腰痛(ぎっくり腰)を繰り返す人や、慢性的な腰痛に悩まされる人も少なくありません。また、下記のような疾患でも腰痛は起こってきます。重大な疾患が隠れているケースもありますので、腰痛が気になったら一度はご相談ください。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 背骨の骨折
  • がんの骨転移
  • 胃潰瘍
  • 尿路結石
  • 子宮筋腫
  • 解離性大動脈瘤

など

肩こり

肩こりとは、首から背中の上部にかけて、また肩や上腕に関係する筋肉に生じる鈍い痛みや圧迫感、不快感などのことです。
肩こりの主な原因としては、肉体的・精神的なストレス、自律神経の乱れなどによる肩周辺の筋緊張と血行不良が挙げられます。
具体的な日常的原因としては、下記のようなものがあります。

  • 同じ姿勢での長時間にわたるデスクワーク
  • 運動不足
  • ストレスによる過剰な緊張
  • 寒さや冷房

など

また、下記のような疾患でも肩こりは起こってきます。重大な疾患が隠れているケースもありますので、肩こりが気になったら一度はご相談ください。

  • 肩関節周囲炎(四十肩、五十肩)
  • 眼精疲労
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 更年期障害
  • 狭心症/心筋梗塞

など

腱鞘炎

関節を動かす筋肉の力を伝える紐状の組織を「腱」と言いますが、腱は、その浮き上がりを抑える「腱鞘」というトンネルの中を通っています。そして腱と腱鞘の間に炎症が起きた状態が腱鞘炎です。物を掴んだり握ったりすると、強い痛みが走ります。使い過ぎによる腱と腱鞘の間の機械的な摩擦が原因と考えられており、手首を繰り返し使う機会の多い女性に多くみられます。腱鞘炎も、こじらせるととても厄介ですので、早めにご相談ください。